賃貸借期間についての借地借家法と民法の違い

この前姪(めい)から「アパートの借りる契約期間のことをインターネット上の情報で見ていたら存続期間とか定期借地権とかがあるって知ったんだけど、他にもあるの?」なんて聞かれました。

それで「いろいろあるんだよ」と答えました。どういうことか整理しますと次の通りです。

借りるのは土地なら借地です。借りるのが建物なら借家です。借地は借地権という権利があることにより借地契約の期間が設定されます。睡眠サプリメント

一応借地借家法という法律に従いますので、三十年が存続期間となります。ただし、三十年でもいいですし、五十年でもいいのです。同法の3条どおりなのです。

更新する場合は最初の更新なら二十年です。その次は十年です。この規定は四条にあるのですが、ここでも、当事者、つまり借り手と貸し手が合意すれば十五年でも三十年でも決めることができます。

契約を更新しない定期借地権(同法二十二条など)もありますが、簡単に伝えておきました。

次に借家です。

建物の賃貸借なら身近なことなのでわかりやすいと思い話しました。期間の定めがある場合はその契約期間が満了する一年前から六か月までの間に貸主が借主に更新しないなどと伝えなければ、同じ条件で借りられる。

でも更新後の期間は期間の定めがないことになる(同法二十六条)。貸主は建物賃貸借契約の更新を拒絶することはできるが、正当事由がないといけないということも伝えました。

この正当事由を説明すると長くなるので、ここではやめておくことも話しました。

さらに、貸主と借主が契約期間を決めるのですが、その期間を6か月と仮にしましょう。そうなると期間を一年未満とする建物の賃貸借は、期間の定めがない建物の賃貸借とみなされます(同法二十九条)。そのことも伝えました。

なお、民法にも賃貸借について規定している。六百一条以降を読んでみなさいと伝えておきました。

でも読んでいないようです。借地借家法と民法の違いなどについての質問がなかったからです。